<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 別元九後詠所懷>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 元九に別れて後、所懷を詠ず>
<BookPage: 113-114>
<UsedPage: 2>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
零落桐葉雨，
蕭條槿花風。
悠悠早秋意，
生此幽閑中。
況與故人別，
中懷正無悰。
勿云不相送，
心到青門東。
相知豈在多，
但問同不同。
同心一人去，
坐覺長安空。
<End Poem>
<Translation>
零落（れいらく）す桐葉（とうえふ）の雨（あめ）、蕭條（せいでう）たり槿花（きんくわ）の風（かぜ）。悠悠（いういう）たる早秋（さうしう）の意（い）、この幽閑（いうかん）の中（うち）っに生（しゃう）ず。いはんや故人（こじん）と別（わか）れて、中懐（ちゅうくわい）まさに悰（たのしみ）なきをや。いふなかれ「あひ送（おく）らず」と、心（こころ）は青門（せいもん）の東（ひがし）に到（いた）る。相知（さうさ）あに多（おほ）きにあらんや、ただ問（と）ふじきか同（おな）じからさるか。同心（どうしん）一人（いちにん）去（さ）って、そぞろに覺（おぼ）ゆ長安（ちゃうあん）の空（むな）しきを。
<End Translation>